アトミパーク
竣工概要

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- 住所
- 忠清南道 公州市 百済文化路2148-21(熊津洞)
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- 敷地面積
- 26430㎡
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- 建築面積
- 5200.39㎡
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- 延べ面積
- 9722.16㎡
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- 規模
- 地上4階・地下1階
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- 構造
- 鉄筋コンクリート構造
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- 外部仕上げ
- 薄板タイル、打ち放しコンクリート、白色ビンテージレンガ
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- 設計期間
- 2016年 8月~2017年 6月
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- 施工期間
- 2017年 2月~2019年 4月
受賞履歴
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2019 韓国建築家協会賞を受賞
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2019 Architecture Masterprize (Mixed Use Architecture部門)を受賞(アメリカ)
竣工映像
New Office Innovation


これまでのオフィススペースを捨て、主体的な選択による様々な場所でのつながりで柔軟な業務組織体系での親密的かつ自立的な関係を形成する新しいオフィス構成
仕事と日常の境を無くす
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業務効率性だけを考えたビューロクラシー(Bureaucracy)式の構成システム
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シンプルに並んだビューロクラシー(Bureaucracy)
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業務効率性だけを考えたビューロクラシー(Bureaucracy)式の組織構造を捨て、個人の業務と協力業務を包括するエリアとして仕事と日常を自然に連携する柔軟なコミュニティを形成
Offi – Ludens オフィ・ルーデンス
遊び空間・遊戯するオフィス
遊び空間・遊戯するオフィス
「遊ぶ人間」「遊戯する人間」という意味でヨハン・ホイジンガが1938年に出版した著書のタイトルから名付けられました。
遊びが文化の要素ではなく、文化そのものが遊びという性格を持っています。
ホモサピエンス誕生以来、素晴らしい人間の発見が「ホモルーデンス」です。
彼らにとってすべての文化は遊びから始まります。 日常と遊びの区別がない「遊ぶ人間」です。
韓国人は典型的な「ホモルーデンス」です。 チョ・フンユンは「韓国人の遊びは対比もしくは区別される
概念としての遊びではない。
それは仕事と余暇の中でそれと一緒に絡み合って楽しむ暮らしの表現であり、本当の意味のワークライフバランス(work-life-balance)とは、労働時間を減らすことではなく、仕事の楽しさと意味を回復すること」と言う。
「我遊ぶ、故に我在り」
ホモルーデンスが集まっているオフィスは、彼らにとってもう一つの遊びです。 仕事と遊びの区別のない流動的な業務環境により、仕事と遊びのバランスが取れた自立的なオフィス環境が必要です。
遊びが文化の要素ではなく、文化そのものが遊びという性格を持っています。
ホモサピエンス誕生以来、素晴らしい人間の発見が「ホモルーデンス」です。
彼らにとってすべての文化は遊びから始まります。 日常と遊びの区別がない「遊ぶ人間」です。

遊び空間・遊戯するオフィス
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01 Normadic Work Piece 目的のあるワークピース -
02 Carte Blanche 行為誘発キャンバス -
03 Non-routine Promenade 非日常プロムナード
オフィ・ルーデンスのメンバーはアドホクラシーの組織体系に合わせて、垂直的分化ではなく水平的関係を作り、様々な形の出会いが可能な遊ぶ空間・遊戯するオフィスを構築する。予測不可能な異質的な要素が共存する業務環境を与え、メンバー自らがダイナミックな仕事ができるよう自然に誘導し、それを通じて仕事と遊びの境界を無くし、より効率の高い有機的な構造を創ります。
目的のあるワークピース Normadic Work Piece
様々な業務活動に合わせて、オリジナリティが生まれるワークピース
多層的スペースの中で自由に散らばっているワークピースは、それぞれの業務スタイルに合わせて柔軟で自立的な関係が形成される空間を通して、よりナチュラルで水平的な組織分業が誘導されます。




行為誘発キャンバス Carte Blanche
使い手が中心となる自立的な活動が可能な行為誘発キャンバス
Carte Blancheとは「白紙委任」という意味、それはなんでもできる無限の可能性を持つ白紙の状態その上に何を書くかによって、つまりユーザー中心の自発的な活動に応じて能動的に対応できるクリエイティブな業務活動の場




非日常プロムナード Non-routine Promenade
日常の散策による連続経験と、偶然性を持つ空間の非日常的衝突の誘導
退屈な日常から抜け出し、様々なイベントが絶え間なく起き、
繰り返される日常から脱皮する非日常的な新しい業務スペースの連続システム




建築家 キム・ドンジン フランス建築士 / 弘益大学・建築工学 教授 / (株)ローデザイン都市環境建築研究所 代表