経営哲学
経営目標
顧客の成功、流通のハブ、グローバル企業
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- 顧客の成功
- アトミは顧客を手段ではなく、目的として考えています。 アトミの顧客哲学をよく説明できるのは、「乳牛哲学」と「赤ちゃん哲学」です。 乳牛を世話することは、乳牛のためではなく、牛乳をたくさん搾るためです。つまり、乳牛が手段となります。 しかし、お母さんが赤ちゃんの世話をすることは赤ちゃんから何かを得るためではありません。 赤ちゃんそのものが目的です。 顧客を成功させるためには、顧客を満足させる程度では足りません。 顧客満足を超えて顧客の感動、さらに顧客を成功に導くという考えを持っていなければなりません。 アトミに出会うことで、消費者は消費者として、事業者は事業者として成功できます。
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- 流通のハブ
- アトミは世界流通のハブになることを目指しています。 ハブとは中心になるところを意味します。 世界のすべての生産者と消費者を繋ぐ中心になるために、アトミは「絶対競争力」を確保します。 世界のあらゆるところで「絶対品質」「絶対価格」を備えた製品を見つけて供給する「GSGS(Global Sourcing, Global Sales)」戦略により、様々な商品とサービスがアトミを通じて流通することになるでしょう。
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- グローバル企業
- アトミはグローバル企業を目指しています。 そのために、正直さと善良さが最高の戦略という「正善上略」を経営哲学としてあげています。消費者に良い品質の製品をリーズナブルな価格で供給する流通の本来のあり方を徹底しています。 また、アトミを構成するメンバーが超一流になれるよう良心と道徳性をベースに付加価値を創出することができるクリエイティブな人材の育成を重要視しています。
創業理念
生存、速度、バランス
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- 生存
- 生存は企業をはじめ、すべての組織にとって第一の目標で、企業の最も重要な社会的責任でもあります。 アトミは社員や会員、消費者、合力会社そして地域社会と有機的につながり、より良い社会を創っていかなければならない責務があります。 アトミの生存はそのような責務を遂行するための必要不可欠な選択です。 生存のためにアトミはコストの削減と共に企業環境の変化に積極的に対応しています。
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- 費用管理
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- 徹底した原価管理
- 借り入れのないしっかりとした財務管理
- パイプ理論に基づいた絶対レベルの固定費の管理
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- 経営管理
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- 「叩いても埃が出ない会社」にふさわしい透明な経営
- 原則をすべての考え方と問題解決のフレームとして考える原則中心の正道経営
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- 人的資源管理
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- 創造的な人材育成
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- 速度
- 生存は企業の第一目標ですが、企業のより大きな付加価値は成長を通じて創出することができます。 アトミ流の成長において最も大事な要素は「速度」です。 アトミにとって「速度」とは、単純に速いことだけを意味していません。 速度は速力と方向によって構成されています。 アトミは正確な方向性を持って速力をあげる時にこそ本当の意味での速度が完成すると考えています。
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- 外部環境に対する反応速度
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第4次産業革命は、これまでの産業革命に比べてより広い範囲を対象に、より速いスピードで社会全体に影響を与えています。 そのためアトミは、速やかに変化する時代の流れにより積極的に対応していくために取り組んでいます。
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- アトミの発信スピード
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正確な情報を速やかに発信していくのも大切です。 情報は段階を踏む度に正確性とスピードが衰える可能性が高いからです。 アトミは正確な情報を同時多発的に伝えることを目指しています。 アトミの海外展開も同時多発的に行っています。
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- 事業者の事業展開スピード
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アトミ事業者のビジネスは乗数の法則に基づいて指数関数的に拡大されます。 アトミシステムを的確に理解し、それを適用するのであれば、一人ではできないレベルのビジネス展開が可能です。
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- バランス
- アトミはバランスのいい分かち合い方で、社会的な企業にふさわしい公共性を目指しています。 バランスの取れた分配は公正な分配を意味します。アトミは限られた価値をより効率的に拡大再生産するためにバランスの取れた分配を目指します。 アトミが創出する価値は、直接アトミのメンバーだけによって作られるものではありません。 協力会社や消費者はもちろん、社会全体と直接的また間接的に利害関係を結ぶことで生まれるものです。 そのため、アトミは消費者がより良い製品をよりリーズナブルに購入できるように最善を尽くすことで創出される価値の多くを、消費者に還元します。 また、社会の健全な発展のために様々な分かち合い活動を展開しています。 公正でバランスの取れたアトミの分配は消費者の再購入を創出し、会員のロイヤリティを強化することでアトミの持続可能な成長を約束します。 そういう意味でアトミの分配は投資の性格も持っています。
経営方針
小さいながらも大きな会社、管理は繊細に
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- 小さいながらも大きな会社、管理は繊細に
- アトミは小さいながらも大きな会社を目指しています。 華やかで規模だけ大きい会社より、内容が充実した会社になるべきです。 これはアトミの企業設立理念である「生存のための経営方針」でもあります。 そのためには無駄な要素をなくして、繊細な経営管理が必要です。 大きな会社とは、社員の幸せと顧客の成功、そして社会の発展に大きく貢献している会社です。
社訓
霊魂を大切にする 思考を経営する 信念を固く持つ 謙虚に仕える
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- 霊魂を大切にする
- 神様の形に似せて創造された人間は、どんな場合でも手段になることはできず、究極の目的でなければなりません。存在そのものが一つの目的である人間はどんな場合にも手段になってはいけません。大切な存在として思われなければなりません。
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- 思考を経営する
- 未来を予測する最も正確な方法は未来を計画することです。 思考を経営し、自ら計画した未来が近づいてくるようにしなければなりません。
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- 信念を固く持つ
- アトミは真の信頼は目に見えるものではなく、見えないものを信じることだと思います。 見えないビジョンに対する信頼は、望ましい未来を創っていく行動へと導く力となります。
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- 謙虚に仕える
- アトミは謙虚さを最も大事な行動方式として捉えています。 考えは天のように高くとも、低い姿勢で仕えることができなければなりません。 すべてを成しても謙虚である時、初めて私たちの名誉は尊敬として完成されます。
3大文化
「原則中心」文化、「同伴成長」文化、「分かち合い」文化
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- 「原則中心」文化、「同伴成長」文化、「分かち合い」文化
- 一流企業を超えて超一流企業を目指すアトミには原則中心、同伴成長、分かち合いなど3大文化があります。 「原則中心」文化は、アトミアンが社会の皆に利益が行き渡るよう行動することです。
「同伴成長」文化は、アトミの会員、
• 消費者そして地域社会と共に成長していくことです。
• 「分かち合い」文化は、アトミが世界とコミュニケーションをしながらすべてを愛することです。
• アトミが目指す3大文化は、アトミが100年企業になるために大切な礎になります。