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"アトミのパク·ハンギル会長「会社と繋がるすべての人々が成功するのが目標です」[ビジネスフォーカス] "
- 投稿者강주리_global
- 登録日時2022.09.06 13:55
22. 08. 29 韓経ビジネス
「サラリーマンの時代から『社長のマインド』で働いて…絶対品質と絶対価格、グローバル成長の原動力」
「快活な紳士」
アトミのパク・ハンギル会長に会って最初に思ったことだ。 インタビューの日の午前、パク会長は世界中のアトミ支社長と長時間のビデオ会議を行った。 午後のインタビューの時は疲れているはずなのに、時間が経つにつれ、ますます会話が盛り上がっていった。 インタビューの最後には、彼が描いている未来がより明確に見えてきた。 「皆が幸せになること」
お金、名誉、権力など、経営者がビジネスを行う目的はそれぞれだと思う。 しかし、パク会長はこれらの目標を超えて、より大きな夢を描いていた。 そして、その夢に向かって努力することが、今でも心躍るもののように見えた。 忠清南道公州市にあるアトミパークでパク会長に会った。
-企業「アトミ」の究極の目標は何ですか。
「顧客の成功です。 アトミの顧客には、会員、消費者、職員、合力会社まですべて含まれます。 すなわち、アトミの内外、そして前後につながっているすべての人々が、アトミの利益を得るということです」
-「合力会社」という言葉はあまり聞き慣れない言葉ですが、どのような意味ですか。
「アトミで使う言葉です。 アトミと取引を行う会社は、甲乙の関係ではなく、『力を合わせる』関係であることを表す言葉です」
-別のステークホルダーはどのように成功を収めるのでしょうか。
「消費者は、より良い製品をよりリーズナブルな価格で買うことで、利益を得ることができます。 会員はアトミの製品を周囲に紹介しボーナスを受け取ることで、利益を得ることができます。 職員はアトミを通じて自分の幸せを追い求めることで、利益を得ることができます。合力会社は適切なマージンや安定的な販路を確保することで、利益を得ることができます。 さらに、地域社会や恵まれない人々も、アトミの分かち合いによって生活が改善されていき、利益を得ることができます。 このようにアトミという存在そのものが、皆に利益になること、それがアトミが目指す顧客の成功であり、究極の目標でもあります」
-分かち合いを継続することも究極の目標とつながっていますね。
「そうです。 まだ道半ばですが、売上2兆ウォンを達成することで、アトミはもはやある程度『持続可能な企業』になっていると思います。 消費者、職員、会員、合力会社は、今やアトミという枠の中で『存続』することができるようになりました。 ですので、これからは地域社会や恵まれない人々の生活を改善していきます。 子どものための分かち合いを行うのは、彼らが人類の未来を担う『本当に大切な存在』であるからです」
-アトミでは、さまざまな商品を取り扱っています。 販売する製品の開発または選択の基準は何ですか。
「何より『消費者が必要としている生活用品なのか』を考えます。 次に、アトミが目指す『絶対品質、絶対価格』について考えます。 『品質は誰も真似できない絶対品質なのか、価格は誰もこれ以下では販売できない絶対価格なのか』などを検討します」
-アトミを設立したきっかけは何ですか。
「ネットワークマーケティングの原理は、流通業の本質と似ています。 そのため、原則に従えば、どの流通業とも競争できることを証明したかったのです。 ネットワークマーケティングは、良い品質とリーズナブルな価格の製品を実際に使ってみて、その経験を知人や友人、親戚などと共有することで、マーケティング費用の見返りを得ることができる流通方法です。 生産者、消費者、販売員、そして誰も損害を受けず、利益を得るという真のネットワークマーケティングを実現したいと思ったのがアトミを設立したきっかけです」
-「アトミ」という社名が少しユニークです。
「原子を表す『アトム(atom)』と美しさを表す『美』を合わせてアトミと名付けました。 アトムと美しさを結びつけたのは、アトミの主力商品であるヘモヒムや化粧品が韓国原子力研究院の開発した成分を主な原料として使用しているからです。 『美』を付けたのは、化粧品や健康食品を取り扱っていることや、個人的に『真善美』のうち、『美』を最も重視しているからです。 宇宙の調和、生命力、光、そして自浄能力、永遠の命への願いなどという言葉が『美』を感じさせると思います」
-アトミの化粧品や健康機能食品が競合他社と違うところは何ですか。
「アトミは常に消費者の利益がアトミの利益になると思っています。 つまり、良い製品をリーズナブルな価格で販売することこそが、最高のマーケティングであるということです。 これがアトミの強みではないかと思います」
-アトミを設立する前に会社員だった時は、どのような社員でしたか。
「真面目でしたが、ある意味では厄介な社員だったかもしれません。 平社員の時も経営陣のマインドで働いていたからです。 思いもよらない大きな取引先を獲得したり、開発計画もなかった新しい製品の注文を受け、自ら生産ラインを構築したこともありました。 また、一度仕事を始めたら、最後までやり遂げる性格でもあります。 ワーカホリックともいえるでしょう。 そのせいで、上司に半ば強引にゴルフを勧められたこともあります。 少し休みながら仕事をしたほうがいいということでした」
-韓国市場を超えて海外市場に挑戦するようになったきっかけは何ですか。
「特別なきっかけがあったわけではなく、最初から韓国よりも海外で多くの売上を上げる企業にしたいと思っていました。 良い製品をリーズナブルな価格で販売すれば、世界のどこでも競争できますから。 いつも使用している製品をより高品質やより低価格に購入することができれば、どの消費者も自ら選んでくれます。 アトミは、消費者がアトミの製品を求めているなら、地球上のどこにでも行きます。 大学で貿易学を専攻しましたから。 国際マーケティングで経営学博士号を取得しましたし(笑)」
-会社を経営する中で最も大変だった時期はいつですか。 そして、どのように乗り越えましたか。
「人生は苦労の連続だと思います。 苦しいものです。 ましてや仕事がなくて遊ぶのも大変です。 だから、楽な暮らしを諦めて生きています。 あえて言えば、最も大変だった時期は、アトミを始めた頃です。 アイエムコリアドットコムというネット通販が失敗になり、健康も、財産も、人もすべて失ってしまいました。 余命宣告を受けてすべてを諦め、ただ神様以外味方はいませんでした。 辛くても神様が隣にいてくださり、救われました。 振り返ってみれば、その困難な状況の中で、どうやってアトミを構想することができたのか、不思議でなりません。 厳しい状況の中でも、心の中に憎しみや怒りを抱いていなかったことが、今日をもたらしたと思います」
-今後の計画について聞かせてください。
「これまではうまく稼ぐ仕組みづくりに力を入れてきましたが、これからはうまく使う仕組づくりに取り組みたいと思っています。 うまく使う仕組みというのは、つまり分かち合いを効率よく進める方法です。 今回、コンパッションに140億ウォンを寄付したのもコンパッションという団体が寄付金を効率よく使っているからです。 『聖書』に『一粒の麦、地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、もし死なば、多くの実を結ぶべし』という一節があります。 うまく使う仕組みは、このように使い切ることで、より多くの成果を獲得できるものです。 単に空腹を一時的に抑えるために魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えるために学校を設立して支援を行い、コミュニティを構築してセーフティネットを自らつくるようになること、それこそがうまく使う仕組みだと思います」