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アトミ、「PMC-Atomyイエス病院」設立のために33憶ウォンを寄付
- 投稿者강주리_global
- 登録日時2023.05.17 15:03
神様の愛が全人類に行き渡るまで「BAM」をリードしていく
アトミと全州イエス病院は共同で、カンボジアに「PMC-Atomyイエス病院」を設立することに決めた。 そのためにアトミは4月14日、サクセスアカデミーでイエス病院維持財団に計33億ウォンを寄付する支援金授与式を行ったと発表した。 この日、アトミのサクセスアカデミーにはパク・ハンギル会長をはじめ、全州イエス病院のシン・チュンシク院長など全国各地やアトミ海外法人から2万人以上の会員がオンラインとオフラインで参加し、支援金授与式を見守った。 その式で、全州イエス病院のシン・チュンシク院長は「マティ・インゴールド宣教師が1898年に開院したイエス病院は、124年にわたり地域の人々の健康を支え、神様の愛のもとで患者の皆様に寄り添ってきた」とし、「アトミの積極的な支援のおかげで、これからはその愛をカンボジアにも伝えることができる」と感謝の意を表した。
イエス病院によると、カンボジアは現在、すべての国立病院で病床利用率が100%を超える過密状態にあり、2016年時点の病床数は10,870床で、人口1,000人あたり0.84床に過ぎない。 一般市民向けに現代の医療サービスを提供する公的病院が不足しているのが実情だ。
「PMC(Presbyterian Medical Center)-Atomyイエス病院」は、▲最高の医療サービスの提供、▲クリスチャン医療従事者や次世代リーダの育成、▲宣教活動の継続を目指している。 今回のアトミの支援金は、カンボジアイエス病院への先進医療設備やシステム導入に優先的に使われる。また、無料健康診断やメガネ支援事業など貧困層への医療費支援事業、医療従事者の育成、医療環境の改善に使用される予定だ。 イエス病院の関係者は「124年前に誰かが抱いた夢を、今、アトミとイエス病院が一緒に実現している」と感激した様子で述べた。
アトミは3月にも、全州イエス病院の医師たちを中心に設立されたNGO「国際医療協力団(People for Medical Cooperation International, PMCI)」に21億ウォンを寄付した。 2005年に設立されたPMCIは、医療ボランティアを通じて低開発地域の発展を目指す非営利団体だ。 展開している事業には▲人材育成、▲社会・文化・教育に関する国際交流、▲保健環境分野に関する国際交流などがある。 特に、医療環境が整っていない国において専門家の派遣や研修を行うなど、人材育成に力を入れているほか、韓国国内の外国人労働者への支援も行っている。 アトミは2020年にPMCIと相互協力MOUを締結して以来、カンボジアにおける移動診療バスを寄贈するなど、協力を着実に進めてきた。
10月頃に開院する「PMC-Atomyイエス病院」は、PMCIとの協働を通じて、カンボジア全域における医療ビッグデータを構築するとともに、他の医療機関との連携体制を確保するなど、より有効な医療支援体制を整備する方針だ。 また、PMCIの移動診療運営チームが病院スタッフへとすぐにシフトできるようトレーニングを行うほか、地域の保健所とネットワークをつくるなど、医療による宣教活動を後押しすることができると期待されている。
アトミは「霊魂を大切にする」という社訓のもと、キリスト教の精神に基づいた経営方針によって成長しているグローバル流通企業だ。 「絶対品質」「絶対価格」により「信頼して使えるアトミ」であることを消費者にアピールし、それを通じて会員の成功を目指すという直接販売マーケティングを行っている。 現在、世界26か国でビジネスを展開しており、2021年時点の全世界売上高は2兆2,000憶ウォンとなった。
アトミと全州イエス病院は2020年、保健医療の教育や研究、ヒト・モノ・教育資源の交流などに関するMOUを締結した。 その後、公共児童リハビリ病院設立のために支援金を提供するなど、医療による宣教活動に共に取り組んでいる。
パク・ハンギル会長は「マティ・インゴールド宣教師の崇高な使命をカンボジアに伝えるお手伝いができて嬉しい」とし、「アトミは神様の愛が全人類に行き渡るまで『ビジネス アズ ミッション(Business as Mission)』を展開していく」と述べた。
左)アトミのパク・ハンギル会長、右)全州イエス病院のシン・チュンシク院長