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アトミ、カザフスタンとキルギス法人いよいよ設立間近
- 投稿者한은경_global
- 登録日時2021.06.28 11:26
アトミ、カザフスタンとキルギス法人いよいよ設立間近
シルクロードの中心地であり、CIS市場進出の足がかり
アトミが中央アジア市場に本格的に参入する。 アトミは今年、カザフスタンとキルギスで正
式に営業を開始する予定だ。 ニュージーランド法人は既に営業を開始しており、英国とトルコでも正式に
営業を開始する準備ができている。 2021年は、海外売上高が韓国国内売上高を圧倒するグローバルアトミの真の始まりになる。 今号では、CIS市場進出の足がかりとなるカザフスタンとキルギスについて紹介する。
カザフスタン、健康機能食品市場が成長中 – ヘモヒムも頭角を現す
カザフスタンは中央アジア最大の市場だ。 世界で9番目に大きい国土を持っているが、人口は1,900万人で、2019年時点の1人当たりの国民所得は9,731ドル。
カザフスタンをはじめ、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国からなる中央アジアは、インド、東アジア、ヨーロッパを結ぶシルクロードの中心地だ。 1991年12月16日に旧ソ連から独立したカザフスタンは、中央アジア諸国の中で経済発展が最も期待される国だ。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、財政出動や移動制限の解除により、カザフスタンの民間消費は緩やかな持ち直し傾向をたどると予想される。 また、K-POPやドラマなどの韓流ブームによる文化コンテンツの輸出、ビューティへの関心による化粧品需要の増加、ウェルネスへの関心や新型コロナウイルスによる健康機能食品需要の増加などは、アトミの海外展開に大きなプラス材料となっている。 カザフスタンの健康機能食品市場は、免疫力を高めて新型コロナウイルスを予防したいという需要が拡大し、著しく成長している。
KOTRAによると、2020年のカザフスタンにおける健康補助食品市場の規模は、現地通貨(KZT)基準で前年比11.2%の成長率となった。 主な品目には、マルチビタミン、免疫増強剤、心血管疾患を予防するための栄養サプリなどがあり、欧米などの国際的なブランドが知られている。 特にアムウェイやオリフレームなどの直接販売ブランドが市場をリードしていることは注目すべき点だ。 アトミのヘモヒムも現地で良い反応を得ているとされる。 KOTRAは、オンラインマーケティングを活用してヘルスケアやウェルネスライフに興味を持つ若い世代をターゲットにする戦略を提案している。
化粧品市場はK-POP、K-DRAMAの人気に伴い、韓国化粧品への関心が高まっているとされる。 化粧品の中でも天然保湿成分や紫外線カット成分などの機能性を持つ製品の人気が高いとされ、またシャンプー、エッセンス、リンスなど様々な機能を持つヘアケア製品の人気も高まっている。 最近では、スマートフォンの普及やネット環境の改善により、オンラインやインフルエンサーのマーケティングが活発になっている。 また、カザフスタンの消費者は、品質が良ければ多少高くても喜んで購入すると想定されるので、アトミの「絶対品質」「絶対価格」の製品なら、十分な市場競争力があると思われる。
カザフスタンの直接販売市場は、2019年に世界第35位の3億5,600万ドル(約4,153億ウォン)となった。 過去3年間で8.3%の年間平均成長率を達成、直接販売員は約100万人で、全国民の5%超となっている。 主な製品はそれぞれ58.0%、21.0%のシェアを占める化粧品とウェルネス製品で、次いで飲食料品(7.0%)、アパレルとアクセサリー(6.0%)、家庭用品と耐久財(4.0%)の順に続く。 特異なのは最近、飲食料品の割合が高まっていることだ。
キルギス、魅力的な開放型市場を目指す
キルギスは、CIS諸国の中で初めて世界貿易機関(WTO)に加盟し、欧米型の市場経済を取り入れた。 国土は朝鮮半島と類似する20万平方キロメートルで、人口は約660万人、1人当たりの国民所得は1,309ドルとなっている。 まだ遊牧生活を維持している国民が多いのが特徴だ。 総じて韓国製品は高級品というイメージを持っている。 特にパソコンやIT製品などへの関心が非常に高い中、化粧品や健康食品などへの関心も高まっている。
WTO加盟やCIS諸国との貿易取引協定など、キルギスは貿易に高い関心を示している。 それは中国、ウズベキスタン、ロシアその他の旧ソ連諸国と隣接しているからだ。 特にキルギス企業はもちろん、外資系企業に対しても法律上の規制などを緩和し、企業活動にほとんど制限を設けていない解放型市場であることは、アトミにとっても魅力的である。 小売市場の規模は、2020年に41億ドル(約4兆6,000億ウォン)となり、その中でビューティカテゴリは7,370万ドル(約840億ウォン)だ。
キルギス法人の関係者は「キルギスの今後の伸びしろは大きい」とし「CISや中央アジア地域進出のハブになると期待が寄せられている」と述べた。
カザフスタンの主な直接販売品目
ウェルネス製品と
化粧品など
飲食料品
アパレルとアクセサリー
家庭用品と耐久財
ホームケア
その他
CIS諸国別の直接販売状況
: 100万ドル /出典: WFDSA
編集者_イ・ヨンミン