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アトミの持続可能な経営、そのスタートを切る
- 投稿者한은경_global
- 登録日時2021.06.28 11:18
アトミの持続可能な経営、そのスタートを切る
環境に優しいプロジェクト、ブルーマリンが本格的に始動
アトミの環境に優しいプロジェクト「ブルーマリン」が青い海に向かって帆を上げた。 ブルーマリンとは、エコ製品の開発をはじめ、グローバルコンテストによって環境に優しいアイデアの発掘までつなげる一連の活動を指す。 特にエコに興味のある会員で構成されたブルーマリンサポーターズと、アトミ製品のプラスチック容器を収集するアップサイクリング製品として還元するという空きボトル収集キャンペーンなど、様々な活動を通じてアトミの持続可能な経営を発信していく計画だ。 これに伴い、今後2年でアトミ製品のパッケージに使われるプラスチックを50%以上削減し、全製品の副材料を環境に優しいものにリニューアルする予定だ。 さらに、環境に優しいバイオプラスチックの使用や代替素材の開発にも重点を置いて進める。
ブルーマリンキャンペーン適用製品を購入したいと思いますか
発売される製品に'ブルーマリンキャンペーン'を適用すると、価格上昇、素材変更、色の制限などは避けられないと思います。 不便を受け入れながらも、環境に優しい製品を購入したいと思いますか
購入しても良い。 93.7%
オートセールスマスター686人対象<デザイン及び地球に優しいパッケージ 顧客満足度調査>結果
包装を減らし、環境に優しい素材に置き換える
ESG経営が最近注目を集めている。 ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字だ。 これまで社会貢献活動は広く知られていたが、エコ活動は比較的注目されていなかった。 しかし、アトミのエコ活動は静かながらも着実に行われていた。 代表的なものとして、製品の包装や容器を環
境に優しいものに改善して行くことが挙げられる。 二層で作られた化粧品容器を単層容器に変更することをはじめ、製品包装の簡素化や箱のビニールコーティングの除去、セット商品の箱の取っ手部分を組み立て式に変更して行く作業などがその例だ。
サンクッション、リペアモイスチャーヘアエッセンス、セラベベ3種など計21の製品の箱をビニールコーティングのない箱に変更し、ザ フェイム、A.C.ケア、D-カミングケア、アゲインセラムなど4種の化粧品容器を二層容器から単層容器に切り替えることで、環境への負荷を減らした。 また、ふんだんに使ったオーガニック赤タマネギジュース、チャカンオーガニックおこげ、搾り立てそのままグレープフルーツジュースなど7種の箱にあった取っ手を取り除き、ボディシェイクのプラスチック容器をパウチに変更した。
特に最近は、宅配業者「CJ大韓通運」とともに'エコスマート・パッケージング・ソリューション'を提供した。 さらに、宅配用の箱に入れる緩衝材や商品保護のための個別包装材はすべて100%リサイクルできる紙素材に切り替えた。 箱の製作や封函時に使われるテープも紙素材に置き換えた。 これらの取り組みにより、1年間で約230
トンものプラスチックを削減した。
会員や社員の意識改革の取り組み
その他にもエコに関するアイディアを募集するコンテストを企画している。 自然環境を大事にする人々の創造的で斬新なアイデアによって、地球をより健康にするという趣旨だ。 特に社内で実践できる日々の生活でのエコアイデアを見出し、キャンペーンとして展開している。 4月と5月にはティッシュ削減運動、印刷物削減、正確でスマートな分別収集、WEB漫画で配信する私たちのメッセージ、食べ残し削減キャンペーンなど、ささやかな社内キャンペーンを継続しており、主体的に参加する社員も増えている。 また、グローバル会員の意識改革や環境に優しい文化の促進に向けた中期課題として、グローバル・エココンテストやブルーマリンサポーターズ活動、エコキャラクターのブランディングを進める方針だ。 これにより、世界人口の1%、1億会員の意識改革を目指し、各カテゴリー別にエコ活動活性化目標を示して達成していく計画だ。
アトミの社員もブルーマリンキャンペーンに積極的に参加している。 実際に使い心地もよく、環境にも優しいステンレスのストローを愛用しているキム・ファヌク社員は「頻繁に洗う必要があって手間がかかるし、カチャカチャと鳴る音が多少気になる」と言うが、「でも、自然環境がもっと大事なので、周囲にも積極的に勧めている」と述べた。 また、ブルーマリン実践ストーリー当選者であるイム・ユリ社員は「ブルーマリンキャンペーンのおかげで、環境保護について改めて考えるようになった」とし「リサイクルにとどまらず、不要なゴミをできるだけ減らすゼロ・ウェイスト・ライフを目指し、一緒に頑張っていこう」と述べた。
アトミ社員向けに実施中のエコ生活実践の誓いキャンペーン
ゼロプラスチックに向けて
アトミの環境に優しい取り組みは「ゼロプラスチック」を目指している。 それはリサイクルやアップサイクル、プロギング(ジョギングをしながらゴミを拾う運動の事)よりも積極的な取り組みで、 生産段階からプラスチックを使わないことを意味する。 そのために、コルマとともにエコパッケージの開発に乗り出した。 最近、新聞で報道された紙チューブを「ハンドクリーム、エッセンスサン」からスタートし、次第に拡大していく計画だ。 さらに、アトミの主力化粧品「エイソルート6種」や「ザ フェイム」の場合は、箱の中のトレイを紙に置き換え、現在、配送テストを行っている。 その上にガラス容器の開発も進めている。 製瓶用途に使えるガラス瓶は製瓶用に、残りは他の用途にリサイクルできるので
環境に優しい。 アトミは「ハイドラブライトニングケア」製品にそれを優先的に適用する計画だ。 その他、パルプモールドトレイを適用し、箱なしで緩衝材の役割だけを可能にするライトパッケージを構想している。 ライトパッケージでは、包装の簡素化で削減されたコストをポイントとして還元する予定だ。
韓国は、プラスチックの1人当たり年間使用量が132.7kgで、世界で最も高いとされる。 そのため、SNSを中心に「#プラスチックゼロ」「#ゼロ・ウェイスト」の宣言が相次いでいるが、それは自らプラスチックゴミを減らし、自然環境を守りたいという思いの表れだ。 実際にプラスチックがないと、私たちの日常生活は不便になり、コストもさらに増える。 しかし、そのような不利益を受け入れながらも、自然を守らなければならないそれ以上の価値がある。 エコは選択ではなく必須だ。 パク・ハンギル会長は「ゼロプラスチックは不便やコストを受け入れることだ」とし「自然環境は後の世代から借りたものだからこそ、最高の状態で返さなければならない義務がある」と述べた。
➊ハンドクリーム・エッセンスサンに適用される紙チューブ
➋プラスチック代替用のガラス容器
➌ライトパッケージの包装をノンプラスチックにすることや最小限に抑えることでエコを実践、削減したコストを消費者に還元できるパッケージ包装
編集者_イ・ヨンミン